毎年夏から秋にかけて、多くの被害をもたらす台風。
早めに情報を知って、事前対策をしておく必要がありますよね。
今年2022年に発生した台風は、合計7つ(8月9日現在)!
今日は、「台風6号・7号」のたまご発生から進路予想図までを、
気象庁・米軍・ヨーロッパWindyなどのデータから確認していきましょう。
目次
【台風発生】
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 9, 2022
8月9日(火)15時、南シナ海で台風7号(ムーラン)が発生しました。8月に入って1つめの台風発生です。日本への直接の影響はありません。
台風7号の名前「ムーラン(Mulan)」は中国が提案した名称で、花の名前が由来です。https://t.co/aSwuipCqx4 pic.twitter.com/7cVRcof3Ej
8月9日午後3時、台風7号が南シナ海にて発生しました。
・中心気圧996ヘクトパスカル
・最大風速18メートル
・最大瞬間風速25メートル
こちらの台風、日本への直接の影響はない模様です。
1時間におよそ20キロの速さで北東へ進んでいる状況です。
台風6号『トローセス』は、7月31日正午頃に発生しました。
沖縄県那覇市の北40km付近で発生後、局地的に激しい雨を降らせました。
その後北へと進み、8月1日21時頃には熱帯低気圧に変わっています。
台風6号7号2022たまご発生について気象庁の進路予想図!
こちらが今年2022年に発生した台風一覧です。
台風1号マラカス 2022年4月8日発生
台風2号メーギー 2022年4月10日発生
台風3号チャバ 2022年6月30日発生
台風4号アイレー 2022年7月1日発生
台風5号ソングダー2022年7月28日発生
台風6号トローセス2022年7月31日発生
台風7号ムーラン2022年8月9日発生
台風8号メアリー
台風9号マーゴン
台風10号トカゲ
台風6号トローセスの名前の由来は、カンボジア語の『キツツキ』から来ているそうです。
また、台風7号ムーランは、中国語の『花の名前』。
あらかじめ名前がネーミングされているなんて、面白いですね♪
気象庁のサイトを確認しますと、(8月4日現在)台風情報は発表されていません。
まだ台風7号ムーランは発生していないようです。
念のため、より早くたまご情報が確認できるという『米国海軍』の情報もチェックしてみましょう。
台風6号7号2022米軍海軍の進路予想図!

ABPW ( ABbreviated Pacific West )西部北太平洋、つまり日本の周りにあたるエリアに、「TD 08W」のサインがあります。
こちらの熱帯高気圧は、まだ台風警報を発令する基準に達していないもの、今後台風に発達する恐れがあるものです。
日本に上陸する恐れもありそうですね。
引き続き警戒しておきましょう。
次に、10日先まで気象予報が可能という『ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)』の情報を見てみましょう!
台風6号7号2022ヨーロッパ中期予報センターの進路予想図!

画像引用:ECMWF
こちらは7月19日の天気図になりますが、韓国付近にあった低気圧が、日本海沿いに近づいてきましたね。
台風のたまごは確認できませんでした。
次に、風の動きが視覚的に見える優れたサイト、『Windy』についてもチェックしてみましょう。
台風6号7号2022Windyの進路予想図!
画像引用:www.windy.com
(7月18日現在)北海道の上の樺太に強い低気圧と、韓国の西にも低気圧があります。
台風のたまごになりそうにはありませんが、日本列島を取り囲むように雨雲の流れがありますね。
画像引用:www.windy.com
台風6号7号2022関東や関西への影響はある?
台風7号の日本への直接の影響はない模様です。
関東、関西への影響もそれほどないと見込まれています。
(8月4日現在)台風7号のたまごは発生していない状況です。
引き続きチェックして、発生したら日本上陸の恐れや、関東や関西への影響について調べていこうと思います。
今年の梅雨は『空梅雨』でしたが、7月に入りところどころで大雨が降りました。
しかも降ったりやんだりが多いお天気模様。
今年は台風による被害がないことを祈っています。