今年の台風14号は、たくさんの被害をもたらしながら、猛威をふるって日本列島を横断しました。
本州もそうですが、特に沖縄付近や九州にお住まいの方は、大変だったと思います。
昨年2021年の台風の数は、9月に4本、10月に4本やってきましたので、今後もまだ気が抜けない状況です。
今回は連続して発生する恐れがある台風15号について、いち早く調査をしていこうと思います。
「台風15号」のたまご発生から進路予想図までの流れを、予測していくことにしましょう。
それぞれに特徴がある気象庁・米軍・ヨーロッパ・Windyのデータを見ていきます。
目次
【台風情報】
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 23, 2022
9月24日(土)6時現在、台風15号(タラス)は東海道沖を北東に進んでいます。
昨日から今朝にかけて静岡県を中心に記録的な大雨となった所があり、浸水等の被害が相次ぎました。
今日は関東甲信や東北・北海道でも雨が強まるところがある予想です。https://t.co/9GjZLIv4Fg pic.twitter.com/JeGwvh52U5
静岡県では、観測史上1位という大雨に見舞われました。
浸水や冠水の被害も多くあるとのことです。
【静岡で浸水・冠水被害相次ぐ】
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 23, 2022
今朝にかけて、静岡県では台風15号の接近に伴う大雨で河川の増水が相次ぎました。
静岡では今朝6時までの24時間雨量は416.5mmに達し、観測史上1位を記録。県内各地で浸水・冠水被害も出ています。https://t.co/U4bOAVC5bV pic.twitter.com/Yuu1napvZI
本日9月24日9時現在、台風15号は温帯低気圧に変わりましたが、引き続き東京など関東地方では、局地的な大雨が降る恐れがあります。
十分警戒して過ごしてください。
【台風情報】9月24日(土)9時、台風15号(タラス)は東海道沖で温帯低気圧に変わりました。関東や北日本は雨雲の発達しやすい状況が続きますので、引き続き警戒が必要です。https://t.co/4f7D5Ok76X pic.twitter.com/HizC278GXQ
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 24, 2022
台風15号2022たまご発生について気象庁の進路予想図!
※以下は(2022年9月22日)にUPした情報になります↓
まずは今年2021年に発生した台風を確認していきましょう↓
7月から怒涛の如く発生しているのが分かります。
台風1号マラカス 2022年4月8日発生
台風2号メーギー 2022年4月10日発生
台風3号チャバ 2022年6月30日発生
台風4号アイレー 2022年7月1日発生
台風5号ソングダー2022年7月28日発生
台風6号トローセス2022年7月31日発生
台風7号ムーラン2022年8月9日発生
台風8号メアリー2022年8月12日発生
台風9号マーゴン2022年8月22日発生
台風10号トカゲ2022年8月22日発生
台風11号ヒンナムノー2022年8月28日発生
台風12号ムイファー2022年9月8日発生
台風13号マールボック2022年9月12日発生
台風14号ナンマドル2022年9月24日発生
台風15号タラス
台風16号ノルー
台風17号クラー
台風18号ロウキー
台風19号ソンカー
台風20号ネサット
台風21号ハイタン
台風22号ナルガエ
台風15号の名前は「タラス」です。
台風の名前は、順番に各国が付けていくのですが、今回はフィリピンによる命名です。
「鋭さ」や「切れ味」という意味があるそうですよ。
その名の通りにならないことを祈ります。
気象庁から確認しますと、(2022年9月21日現在)台風のたまごは確認できていません。
しかし天気図をみますと、熱帯低気圧がゆっくり日本列島に向かって北上しているのが分かります。
この熱帯高気圧が15号のたまごになる可能性もあると思います。

画像引用:気象庁
さて次に、より早くたまご情報が確認できることで有名な『米国海軍』が発表している情報を見ていこうと思います。
台風15号2022米軍海軍の進路予想図!

まず注目すべきなのが、日本列島の下にある「TO 17W SEVENTEEN」という矢印。
先ほど見たのと同じ熱帯低気圧ですね。
こちらは台風15号に発展する恐れがあることを指しています。
その下にある赤丸「95W」は、今後24時間以内に熱帯低気圧になる可能性があるということ。
まだ今の段階では分かりませんが、次々に台風化する可能性もありますね。

こちらが進路予想図です。
北上して日本列島を直撃する予想がされています。
日本時間の9月24日朝3時ごろに、紀伊半島に上陸する恐れがあります。
次は10日先までの気象予報ができる『ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)』の情報を見ていきましょう。
台風15号2022ヨーロッパ中期予報センターの進路予想図!
こちらがヨーロッパ中期予報センターの進路予想図です。
こう見ると、かなり確実に台風15号へとなっていく様子が見えますね。

ヨーロッパの予報でも、紀伊半島から東日本にかけて通り抜ける予想がされています。
名古屋を通り、今回は関東も直撃しそうです。
今週の週末三連休もまた、大荒れに荒れそうな予感がします。
次は風の動きを視覚的に見ることができる『Windy』を見てみましょう。
台風15号2022Windyの進路予想図!
画像引用:www.windy.com
9月23日の午前0時頃から、熱帯低気圧が日本の下に見えてきて、24日の午前にはヨーロッパの予想と同じく、紀伊半島に上陸します。
それから北上していく予想です。
画像引用:www.windy.com
こちらは雨の流れ。
東日本で広範囲で大雨が降る予測がされています。
その後東北に向かい、仙台付近を通り過ぎる予定。
近隣にお住まいの方は、十分気を付けてくださいね。
台風15号2022関東や関西への影響はある?
今回の台風15号は、24日土曜日に関東を直撃する予想です。
飛行機や車で移動される予定のある方は、警報をしっかり見た上で行動してください。
また関西でも、特に三重県付近は強い影響がありそうですし、
大阪などでも強い雨が降るかもしれませんね。
14号に続き、日本列島を通り過ぎることになりそうですが、できる限りの警戒や対策をして、被害を少なくしていきたいところです。