【天命の暗号】今まで生きてきた人生の中に人生のテーマは隠れている

こんにちは。
セルフフラワリングの奥山あきひろです!

このブログは、夢を描いてカタチにするために必要なことを、シェアしているブログになります。

今日は、人間であれば誰もが求める「人生の意味」、そしてそれぞれの人生のテーマについて見ていこうと思います。

今回の参考書はこちらです↓

天命の暗号

著者/出口 光

この10年間、ことあるごとに読み直してきた名著です。

今日はこの本に書かれている「今までで生きてきた人生の中にテーマは隠れている」ということについて、実体験を含めて綴っていこうと思います。

今回の記事は

  • 自分の人生のテーマについて知りたい方
  • 天命に沿った本当の人生を生きたい方

にぜひ読んでいただきたい内容になっております。

人生にテーマはあるのか?

ぼくは子供の頃から「世界はハルマゲドンで滅びる」なる聖書の教えをインプットされた影響があり、存在論についてはかなり早くから取り組む運命にありました。

「なぜ自分は生きているのか?」「この人生は意味があるのか?」

そう考えたことがない人はいないと思います。

ではそもそも人生に意味なんてあるのでしょうか?

さまざまな角度から考えられそうですよね。

ぼくが追求して出てきた答えは

ある観点では人生に意味はない

ある観点では人生に意味はある

といった感じでした。

あるレベルでは、と言い換えた方が分かりやすいかもしれません。

仏教では「諸行無常」というように、すべてが現れては消える永遠不変のものがない無常なこの物理世界では、人生は意味ないものと思ってしまいますし、ある意味それは当たりだと思います。

動物は特に意味など求めることなく、自然に生きては死んでいきます。

いいよなぁとたまに思います(笑)

人間だけが自分の価値観を強く求め、意味を求める生き物なのでしょう。

ある意味、過去や未来など大きな時間軸で見れるくらいに発達してしまったがために生じた、人間の脳の業と言えるようなものですが、プラスに見てみるとそこに可能性があるように感じます。

まとめると、人間の脳を取り外した宇宙の流れが繰り返されるこの物理世界では、生きることに特定な意味はなく、人間の脳内だけに意味というものが存在するものだと考えました。

人生の意味について

ではその人生の意味とは何なんでしょうか?

「人それぞれ」と言ったら冷めた言い方ですが(笑)、人それぞれというより、魂それぞれが人生のテーマを今世に持ち込んだと考えるといろんなものがつながります。

そこには「輪廻転生」や「魂は成長する」というような考え方が入っていますが、そういう考え方をしない人も多いと思うので、それを除けたとしても、その方はそのような考え方・生き方は探求するために生まれてきたと考えることができ、そこにも意味の断片みたいなものが見えてきます。

ではそれぞれの人生のテーマが何かと言うと、それがこの本で「今まで生きてきた人生の中に隠されている」と述べられています。

ちなみにぼくが鑑定している数秘術でも、ディスティニーナンバーというナンバーを通して、その人の運命・使命が見えてきます。

こちらについても、また興味深い内容なので、回を別にしてご紹介しようと思います。

嘆きの中に天命が隠されている

この本では「天命とは、天が人を一番叩くもの」と解説されてあります。

「命」という漢字を分解すると、そうなるんですよね。

天命=ミッション=この命をかけて成し遂げていくことは、お金持ちになって、きれいな奥さんをもらって、南の国で優雅に暮らすといった、夢物語とは違うことが分かってきます。

そうではなく、人生を振り返った時に、「嫌だ嫌だ」と言いながら、それでもあきらめられず、やめられず、続けているものの中にあると言います。

「私は何も続けられたことはない」という方もいると思うのですが、実は細かく見ると、そこにつながる一つのテーマが見えてきます。

ぼくであれば、役者⇒脚本家⇒ワークショップのファシリテーターと鞍替えしてきてるわけですが、一貫して「心の探求」というテーマがつながっています。

そして今日この本を読み返した時に、「救い」というテーマも見えてきました。

「心を探求し、自分や周りの人の心を救い、そして解放して、新しい社会を共創する」という、涙がでるような天命とつながります(嬉)

しかしそこには考えもつかないような一苦労があり。。

まさに天が一番叩くものです。。

こうして魂は鍛えられていくのでしょう。

なんの人の役にも立ってないと、今日も心が嘆き、神社に行ってリセットし、ひとつひとつ今やれることをやっていこうと思い、この文章を書かせてもらっています!

過去の統合の必要性

ぼくは「人生の棚卸セッション」というセッションを作り、たまにまわりの友達にさせてもらっています。

みんな本当にいろいろとある人生の中のさまざまな経験の中で、一貫するテーマを持っていることがわかります。

はじめは誰でも嘆きから始まるのですが、この嘆きを志に高めていく必要がある、とこの方には書かれています。

それには自分の過去と統合していく必要があります。

自分の過去に否定があると、浅いエネルギーしか出てきません。

少なくとも今まで生きてきた今世での過去を、統合する必要があると思います。

そして次は、父親と母親。

できる限り先祖をさかのぼって統合すると、本当に大きな力が出てくるみたいです。

そして自分の小さな人生だけでなく、100年後、1000年後の未来を見据えていくことによって、より大きなヴィジョンとなり、宇宙視点の目で、今世の天命を成し遂げていける力になるのだと思います。

父の死について

ちょうど2ヶ月前に、ぼくの父が亡くなりました。

まだ心の整理ができきれていないので、また回を改めて書こうと思うのですが、父とは離婚してから28年間会っていませんでした。

昨年、意を決して会いに行ったところ、脳神経をおかしくしてしまったようで、意識がなくても肉体だけ生きている植物人間状態で、9年も病院に入院しているということが分かりました。

父が送ってきた人生を考えると、心痛いものがあります。

父の弱さをぼくも引き継いでるのでよくわかります。

自分の弱さを見つめさせてもらったような半生でした。

父の成し遂げられなかったことを、本当の思いを、バトンタッチして受け継いで、小さなことからしかできませんが、一生懸命生きていこうと思いました。

まとめ

今日は、「天命の暗号」という本を通して、天命、そしてみなそれぞれが持って生まれた人生のテーマについて語ってみました。

今ふと思いついた夢というのも大切だと思いますが、それが自分の人生単位で見た時に、どうつながるのか見ていく必要があると思います。

過去を振り返るという作業は、特に慣れていない方ですと、とてつもなくエネルギーを使う作業です。

それでもそれだけ時間をかけてやる価値はあると思うし、ふと思いついたことはすぐに折れてしまうと思うので、結局この作業が必須になってくると思います。

深い井戸を掘るような作業ですが、ぼくも掘れば掘るほど人の涙が浮き上がってきて、人生一人で生きているようでそうではないことを、実感される毎日です。

次回は時代が飛んで、19世紀のデンマークの哲学者キルケゴールの人生と、その人生を追いながら、夢を叶えるために必要なことを、パズルのピースを埋めるように綴っていこうと思います。

今日もお読みいただきまして、どうもありがとうございました!