富士山登山2022御殿場ルートはきつい?初心者でかかる時間から高山病・トイレ対策まで

2022年7月31日から8月1日にかけて、日本で一番高い山『富士山』に登ってきました!!

はじめての体験です^^

昨年5月から登山を始めた時から、いつかは登りたいと思っていました。

そしてついに夢が叶ったわけです!

今日は登山を始めたらいつかは登りたい山富士山のレポートと、

ぼくが登った一番きついルート『御殿場ルート』は実際きついのかということや、

初心者でかかる時間から高山病・トイレ対策まで綴っていこうと思います!

参考になりましたら、嬉しいです^^

富士山登山2022御殿場ルートはきつい?

今回のクルーは、ぼくと親友の二人です。

両方とも46歳男子で、同級生。

ケンカしたり、盛り上がったりしながら、ここまで「陣馬山」から「高尾山ハートルート」「大山」などの登山体験を経て、ここまでやってきました!

まず基礎知識になりますが、富士山の山頂へ至る登山ルートは全部で4つあります。

  • 吉田ルート
  • 須走ルート
  • 御殿場ルート
  • 富士宮ルート

この4つのルートの内、一番メジャーで最も登りやすいと言われているのが『吉田ルート』です。

初心者なんだから、まず吉田ルートから登れよ、と言われそうなところですが、

ぼくはあえてそのルートを選びませんでした。

理由の一つ目は、とにかく混むから。

登山渋滞があるみたいです。

大山に登った時に体験した登山渋滞ですが、自分のペースで歩けないので非常にストレスを感じます。

須走ルートも候補に上がりましたが、こちらも9合目付近で吉田ルートと重なる。

朝登頂に上がる時、大変なことになるだろうな、と読んで一番マイナーな御殿場ルートを選びました。

御殿場ルートは、一応超難関コースと言われていて、初心者はやめてね、と言われているコース。

でもここのメリットは、理由の二つ目になるのですが、高山病にかかりにくいと言われているんです!!

急に標高の高いところに行った時に、頭が痛くなったり、ちょうど酔ってる時の症状になるらしい高山病。

御殿場ルートは長いかわりに、大回りするので、体が慣れて高山病にかかりにくいというのです。

なので、予想ではあまり傾斜が激しくないものだと思っていました。

ところがどっこい!!

傾斜45度って感じの上り坂が続くコースでした。

さすが超難関コース!

結論から言いますと、やっぱり御殿場ルートは初心者にはきつい!と言わざるを得ません。

行きはなんだかんだ気合いが入ってるからいいのですが、帰りは地獄でした。

その地獄の風景のことは、また後で伝えますね!

富士山登山2022御殿場ルート初心者でかかる時間は?

次に「初心者でかかる時間はどれくらい?」というのが、気になるところだと思います。

標準的なガイドを見ると、

登り:8時間15分
下り:4時間30分
合計:12時間45分

まだ登山に慣れていない方が見ると、「そんなに歩くの!!」と思うと思うのですが、

もうぼくらは8時間くらいのコースは歩けてしまっています。

さらに今回は無理をせず山小屋で一泊泊まることにしたので、

山小屋まで約6時間、8時間程度の休憩&仮眠の後、約6時間って感じなので、

「全然いけるでしょ!」と思っていました。

こちらも結果から申しますと、

登り(山小屋まで):約6時間
登り(登頂まで):約2時間半
帰り(山小屋まで):約1時間半
帰り(新五合目まで):約4時間
合計:約13時間半

かかりました。

こうやってみると、標準より45分遅かっただけか、と思いますけど、非常につらかったです。

体育会系で鍛える方、もうすでにそれ相応の登山をしてきた方でないとこのコースはおすすめできませんね~。

山頂までの道のり

さて、これからわがクルーの登頂までの記録を綴っていこうと思います^^

まず朝の6時40分。

新宿から小田急線の特急で行く予定だったのですが、友人が遅刻しました。。

そこでまたぼくはキレそうなってしまいます(汗)

これ、ぼくらの間でしょっちゅうあることで、やめたくても反応してしまってやめられない(汗)

結局『バスタ新宿』から高速バスで御殿場駅まで行って、タクシーで新五合目まで行くことになりました。

スタートでつまずいたものの、あとは順調に行って、御殿場新五合目についたのは午前10時過ぎ。

少し予定より遅れたものの、まだまだ大丈夫です。

山小屋は一応電話すれば遅れてもいいことになってますが、基本チェックインは17時までです。

ちなみにタクシー代ですが、御殿場駅~御殿場新五合目まで5,000円ちょっとで行けました!

もし数人で行かれるようでしたら、バスよりもいいかもしれません♪

高山病も考慮して、おむすび食べながら、30分くらい体を慣らしました。

そして鳥居をくぐって歩き始めたと思ったら、急に雨が!!

目の前に山小屋があったので飛び込みました。

なんとぼく、こともあろうに『カッパ』を下しか持ってきてなかったんです。。

「なんで持っていかなかったの?」と言われても、「どうせ降らないだろ」とどこかで思ってたからとしか答えられません!

そしてここの山小屋で、今ではお気に入りになった赤いカッパをゲット。

嬉しいことに、雨がやんできたので、11時頃登り始めました。

しかし!!

少し登るとまたスコールにやられました。

これが富士山なんだな、と思い知らされましたね。

雨雲が近づいたり、遠くなったりの繰り返しなんです。

二時間くらい強めの雨に打たれて、打たれながら食べたおむすびは忘れられません!

そして生まれて初めて「携帯トイレ」というのも体験しました。

検尿みたいで気持ち悪かった(汗)

少し行くとこのような立て看板が続いていました。

これは新6合目にある山小屋『半蔵坊』さんの立て看板でした。

そこで甘酒を500円で飲んで一休み。

富士山料金は高いですが、こんなハードな体験をしている最中には、かけがえないんですよね!

しばらくして、また登り始めましたが、そこから二時間くらい登ったでしょうか。

今回お泊りする山小屋『須走館』が見えてきました!

ここはだいたい7合目半くらいの地点にある山小屋。

ぼくはそうでもなかったですが、友人は「おいしい、おいしい」と言ってカレーを食べていました。

山小屋って初体験だったのですが、ただ布団があるだけの、何もできないところだったんですよね~。

なのでカレーを食べると、すぐに寝れなかったけど、横になりました。

あ、そうそう。

あとでリュックのことお伝えしようと思うのですが、リュックの中の着替えが全滅でびしょ濡れになってしまいました!

タオルもパンツも全滅!

一方友人の方は、ちゃんとビニール袋の中に着替え等を入れていたので無事でした。

ここでも大きな学びになりましたね~。

唯一濡れてなかったダウンベストを着て寝ました。

早朝1時に起きて、1時半過ぎに登り始めした。

登頂に近づけば近づくほど、空気が薄くなってやばかったです!!

ちょっと歩くと息がぜいぜい。

ちょうど全速力で走った後のような感じになるんです。

ここでぼくは友人に遅れを取りました。

6歩歩いては、6息休み、みたいな感じで進みましたが、もう慣れてそうな人以外、みんなそんな感じでマイペースに歩いていました。

歩くこと約2時間半、唐突に鳥居が見えてきました。

鳥居をくぐると「へっ?ここが頂上?」という感じ。

とうとう富士山登頂に着いたのです!

まだ売店も開いてませんで、すごく寒かったです。

ダウンジャケットを着こんでいました。

そして絶景スポットを探してみたご来光がこちら↓

来てよかった!!

一応わたしの特別な日である8月1日に、アマテラスオオミカミさまを拝めたのは本当によかったです!

そして普段はアトピーで食べてはいけないカップラーメンを売店で食べました。(あとで腹痛に襲われることになります。。)

なぜか登山する人は大好きなカップラーメン。

登頂では800円しました。

『浅間神社』でコノハナサクヤヒメにご挨拶して。

お鉢巡りはせずに下山しました。

はじめは軽快に下山しましたが、最後に地獄を見ました。。

こちらのレポートは、後編で詳しくお伝えしますね。

富士山登山2022御殿場ルート高山病・トイレ対策

前編を終える前に、みなさん気になるであろう『高山病』と『トイレ』対策についてお伝えしますね。

まず高山病ですが、とにかくゆっくり歩く、これに尽きると思います!

まわりのみなさんも、大変標高の高い山を登ってるのは周知の事実ですので、途中休んで人の交通の邪魔になっても、
変な目で見ません(笑)

とにかく自分の体と相談しながら、すこーしずつ歩くのがベストだと思います。

そしてトイレについては、本当に長い間ありません。

友人は歩くと汗で出てしまい、トイレにあまり行かなくても大丈夫な体質ですが、

ぼくはめちゃくちゃ近いんです。。

本当に困りまりましたが、これは「携帯トイレ」を持っていくしかありません。

ぼくは100均で買った携帯トイレでしたが、ビニールが破れてしまい、持ってきていた別のビニール袋にいれた
なんていうワンシーンもありました。

なのでしっかりした携帯トイレを持っていくことをおすすめします。

というわけで、ぼくらの登山レポートは後半に続きます↓

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