こんにちは。
セルフフラワリングの奥山あきひろです!
今日は、SEOを学ぶにあたって初めて手に取った本『10年つかえるSEOの基本』の感想ブログを書いてみようと思います。
この本はどんな人におすすめの本かというと、
- SEOをこれから学ぼうとしている方
- SEOとは何ぞやレベルの方
- 一度SEOを学んで実践してみたけれど、うまくいかずに初心に戻りたい
といった方にとても良い本だと思います。
まさにぼくのような人ですが、非常に分かりやすく勉強になりました!
一番初めにこのような理屈が分かる本を手に取れたのは、とてもラッキーでした!
10年つかえるSEOの基本
著者/土居健太郎
目次
『10年つかえるSEOの基本』の大まかなイメージ
まずこの本がどのようなことが書かれているかというと、副題がそのままを表しています。
「すぐに変わってしまうトレンドを追うより、変わらない『考え方』をおさえよう」
ということで、小難しいテクニックなどはほとんど書いておりません。
まさに基本的なことと、SEOとはどんなもので、どんな目的のために存在しているものかを、きちんと分かりやすく説明してくれています。
SEOと聞くとぼくもそうですが、グーグルさんの検索の上位表示させるためのテクニックといった感じのイメージが流通しております。
そうとも言えるけど、実際はこうこうこうだし、しっかり基本的なことを知ってやっていれば大丈夫だよと安心させてくれる本でもありました。
方式としては、新しい会社でSEO対策を任されたすずちゃんという女の子(乾いた感じのキャラクターが面白い)と、SEOに詳しい先輩であり同級生の土居くん(著者のことだよなー。クールな感じ)の対話方式で進んで行きます。
134ページととても短いので、そういう点でも分かりやすい本になっていますが、こういう人が受け取りやすい形にするのも、相当考えてるんだろうなと推測します。

ざっくりとした内容
まず大前提として、SEOとは『検索エンジン最適化』のことを言いますが、先に書いたようにみな見えない何かを攻略するような感じに思ってると言います。
しかしトレンドによって変化する見えない何かではなく、ちゃんと分かることを一つ一つ押さえていきましょう、と書かれています。
検索エンジンは「だれにとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者」であろうとしている
P11からの引用
ぼくらがググる時に何をしてるかというと、何かを知りたくて質問しているんですよね。
それに対して適切な回答を答えてくれるのがインターネットの基本的な役目。
ぼくも最近「目 ルテイン」とか「本のタイトル ブログ」とか「国分寺 地図」とか検索する機会がありましたが、じぶんにとって役に立つ情報を時間を書けずに受け取れるととても嬉しいものです^^
余談ですが、よくブログ運営の本やブログを見ると、読者の「悩みの解決」をするという表現で書かれていますが、ぼく的には「悩み」という言い方より「質問」という言い方がしっくりきました。
日本語って言い方によって、イメージが随分変わるものですよね。
そしてイメージが変わると、エネルギーも変わるので不思議なものです。
実際AI(人工知能)が何をしているかというと、
世界中のあらゆる情報を集め(クロール)、取り出せる形に整理し(インデックス)、その中から良質な回答を選定する(アルゴリズム)
P25からの引用
という動きをしてくれているようです。
そしてぼくらみたいに検索順位の上位に上げてもらって、多くの人に役に立つ情報を発信したい方は、自分の書きたいやり方で突き通すのではなく、検索エンジンのやり方に沿ってきちんと情報を伝える努力というのが必要なんですね。
なぜそれが大事かがきちんと書かれている
その他この本で書かれていることを、目次に沿ってお伝えすると、
・検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
・検索キーワードを見つけよう
・検索キーワードをサイトに反映させよう
・コンテンツを作ろう
・リンクを集めよう
・SEOを「売り手目線の販促活動」とは考えてはいけない
・検索エンジンとこれからのSEO
といったことが分かりやすく書かれています。
キーワードについても、ちゃんとなぜそれが大事かが書かれてあるので、しっかり腑に落ちた上で進めることができると思います。
また以前は検索エンジンがまだ未熟だったのでブラックハットSEO(いわゆる不純なテクニックを使って上位表示させる)がだんだんうまくいかなくなってきていて、ホワイトハットSEO(この本のように不正なくちゃんとやること)の方が逆にうまくいくようになってきているそうです。

『10年つかえるSEOの基本』の感想
さてここまで来てなんですが、「それでもやっぱりSEO対策は難しい」というのがぼくの感想です。
この本で一番心に残ったのは、
「じぶんの言いたいこと」ではなく「みんなが知りたいこと」を書く、というところです。
分かってはいるし、例えばぼくの発信してることも、誰かの役に立っているとは思ってるんです。
でも根本的に、こうイメージしてみました。
例えば、目の前に100人の聴衆がいてプレゼンをしている。
「こんなことがやりたいんだよね」とか「絶対これが人のために役立つと思う」とか。
でもそこに反応してくれる人は、せいぜい2-3人。
そうではなく、まず「みんなが知りたいこと」はなんだろうから入って、「なるほど!みんなこういうことを知りたいんだね!」が分かった上で、それにあった提案を自分の引き出しから出してプレゼンする。
そうすると、例えば50人の人が反応してくれるとかね。
発想の出発点が「じぶんの言いたいこと」ではなく「みんなが知りたいこと」に変更する。
そうすると検索エンジンの方向性と合うから、読者も嬉しい、検索エンジンも嬉しい、発信者も嬉しいのWinWinWinみたいな。
といっても言うは易く行うは難しで、慣れない考え方は変えるには相当な訓練が必要だとぼくは思います。
しかし負けないぞ!
ということで、まず100記事までは毎日投稿が目標なので、この本で学んだことはできるところからやっていて、少しずつSEOにあわせた記事を増やしていこうと思います。
「みんなが知りたいこと」もやはりはじめ自分がイメージしてることが合ってるというわけではなく、実際書いていって、レスポンスやアクセス解析を見て、徐々に「こういうことを人は求めてるんだ」「そういえばおれもそうだな」と分かっていくものだと思うしね。
最後にこの本で書かれていることが、まさに答えだと思いました。
自分の頭で考えて、少しづつでも実践していこう
P129からの引用